・千葉県千葉市にお住まいのK様のケース
K様はご相談時、インターネット(下り最大1Gbps)、テレビ、固定電話、固定電話の番号表示サービス、スマホをJ:COMで契約されており、料金は合計11,123円、専門チャンネルは時代劇専門チャンネルのみ視聴しており、料金の高さとリモコン操作が難しいことにお悩みでした。
特にご高齢のお母様がリモコン操作を行うことが難しく、簡単にBSと4KBSを見れるようにしたい、またご自身の寝室でもBSを見たい、更にロッテの試合のために千葉テレビも視聴したいとのご要望でした。
K様はアナログ放送の時代からケーブルテレビを契約されており、お住まいの地域全体が電波障害地域だから、テレビの視聴料がかかるのは仕方ないと思っていたそうですが、お隣の方がテレビアンテナの工事をしているのを見て、電波障害地域ではなかったと気付かれたとのことでした。
まず当社でご提案させていただいたプランとしては、光回線(下り最大2Gbps)+固定電話+固定電話の番号表示サービスの合計6,190円、スカパー!での時代劇専門チャンネルの単独契約770円+基本料金429円の合計1,199円、スマホは現在のプラン1,078円を継続し、合計で8,467円となり、現在の11,123円より2,656円、年間で31,872円お安くなるという内容でした。
当社で設置するBSアンテナはCS(スカパー!)に対応しており、スカパー!であれば好きな専門チャンネルを1チャンネルから選択して契約出来、リモコンも元々のテレビのリモコンを使えて、解約金もかかりません。
K様がご利用のテレビは、AmazonのPrimeVideoに対応しており、プライムビデオチャンネルで時代劇専門チャンネルを契約することもできましたが、料金がほとんど変わらないこと(プライム会員600円+時代劇専門チャンネル550円の合計1,150円)、お母様が出来るだけ簡単に操作出来るようにとのことで、今回はスカパー!で時代劇専門チャンネルを引き継ぐことになりました。
なおスマホに関して料金は変わりませんが、ギガ増量がなくなることをお伝えし、外であまり通信することがないので構わないとのことで今回はそのまま継続しました。
もしスマホのギガが気になる場合、例えば5GB990円で使えるBICカメラのBIC SIMというサービスがあり、BICカメラの店頭でスタッフがサポートしてくれて、即日契約することが可能です。
BIC SIMはdocomo回線とau回線に対応しているので、SIMロックの解除が出来ていないiPhoneや、各キャリアから発売されたandroid端末をそのまま使うことが出来ます。
蛇足だったかもしれませんが、固定回線の契約を見直すのと同時に、携帯電話の契約を一緒に見直すと、より大きく料金の節約をすることが出来ます。
当社で格安SIMの受付を承っているわけではありませんが、オススメのプランを案内することは出来るので、もし気になるようであればお気軽にご相談ください。
話は戻ってK様のアンテナ工事の内容は、千葉テレビ視聴のため基本セットの地デジアンテナをユニコーンアンテナに変更(+11,000円)して47,300円で対応させていただきました。
J:COMの解約金も22,000円発生しましたが、電柱から自宅までの引き込み線の撤去を行わないことで撤去費を4,950円に抑え、合計26,950円となり、アンテナ設置費47,300円と合計して74,250円の費用が発生し、提携プロバイダーの補填可能な金額の上限70,000円を超過して、4,250円のご負担になってしまいますが、追加キャッシュバックの5,000円を含めて実質負担0円ということで、ご納得いただけました。
当社と並行して家電量販店で見積りを依頼したところ、アンテナ設置費用だけで10万円以上かかり、当社のアンテナ設置費用との違いに驚かれていらっしゃいました。
また月額料金以外の改善点として、リモコンのBS、CSボタンを押すだけで簡単にBSと時代劇専門チャンネルが見られるようになったこと、各部屋でBSが見られるようになったこと、4KBSの画質が向上したことが挙げられます。
ではアンテナとケーブルテレビで、受信方式や配線はどう違うのでしょうか?
以下でその違いを解説します。
・パススルー方式とトランスモジュレーション方式
テレビの放送はアンテナから受信をする場合、地デジもBSも直接電波を受信するパススルー方式となっており、多くの方が利用する最も一般的なテレビの視聴方法です。
一方ケーブルテレビ事業者が1996年から規格化して採用しているテレビの視聴方法が、トランスモジュレーション方式です。
例えばJ:COMでは地デジはパススルー方式、BS/CSはトランスモジュレーション方式で放送されていて、この場合地デジは各部屋のテレビで視聴出来、リモコンもそのまま使えますが、BS/CSはトランスモジュレーション方式になっているため、BS/CSを視聴するためには各テレビにSTBを設置し、専用のリモコンを使う必要があります。
それぞれの方式の配線方法、メリット/デメリットは以下の通りです。
【 パススルー方式 】
メリット
デメリット
【 トランスモジュレーション方式 】
メリット
デメリット
以上のように、パススルー方式の方がメリットが大きく、テレビ側にYoutubeなどの視聴機能や外付けHDDの接続機能がある場合、トランスモジュレーション方式のメリットはほとんどありません。
地デジが始まった当時はまだ液晶テレビが普及しておらず、UHFアンテナを設置する費用がかからないということで、ケーブルテレビが人気だった時代がかつてありました。
なぜケーブルテレビ事業者がトランスモジュレーション方式を採用するかですが、地デジの放送が始まった2003年当時のITmediaの記事がありましたので、参照してみてください。
また、トランスモジュレーション方式によるデメリットを解消するためか、2024年4月9日に、多摩ケーブルネットワークがトランスモジュレーション方式を終了しパススルー方式に移行するなど、ケーブルテレビ事業者側もパススルー方式に移行する例が出てきています。
K様もそうでしたが、自宅を建てた際に「このエリアは電波障害地域だから、ケーブルテレビに加入しないとテレビが映らない」と説明され、そのままケーブルテレビとの契約を続けていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
関東エリアですと、スカイツリーが2013年に放送を開始してからは、ほとんどのエリアで電波障害は解消されています。
それはつまり、アンテナを設置すればテレビの視聴料を払い続ける必要はないということです。
稀に変電所の近くや極端な窪地など、実際にアンテナが設置出来ないケースはありますが、それは局地的なもので、○○地区などある程度広いエリアで電波障害が残ったままというケースは、ほとんどありません。
ご自身がお住まいの地域が電波障害地域なのかどうかは、一般社団法人放送サービス高度化推進協会が運営するA-PABというサイトがあり、スカイツリーなどの電波塔がカバーするエリアを確認すれば、お住まいの地域で地デジの電波が受信出来るか確認出来ます。
・お悩み:料金を下げつつ、操作を簡単にしたい
・要因:視聴していないチャンネルの費用、STB用リモコン
・原因:チャンネルを選べない契約プラン、トラモジ用STB
・比較対象:J:COM既存契約/自費でのアンテナ設置
・解決出来なかった理由:電波障害地域だから仕方がないと、諦めていた
・提案:①アンテナ設置による専門チャンネルサービスの解約/②光回線・光電話へのサービス引継ぎ/③ユニコーンアンテナによる地方局の視聴/④スカパー!による時代劇専門チャンネルの契約
・サポート:①アンテナ工事のサポート/②光回線開通のサポート/③既存回線解約手続きのサポート/④スカパー!受信契約のサポート
・結果:実質無料での回線切り替え、実質無料でのアンテナ設置、機器操作の簡略化、各部屋でのBS視聴、年間31,872円の節約
ケーブルテレビ契約者の方の多くは、「電波障害地域だから仕方ない」という理由で、契約し続けています。
ご自身やご自身のご家族が、そのような状況になっていらっしゃいませんか?
まずはA-PABで確認し、エリア内であれば、是非当社にご相談ください。
当社は、アンテナ工事、光回線開通までのサポートだけでなく、現在使われているサービスとの違い、メリット・デメリットもしっかりお伝えし、最適なサービスのご案内と的確なサポートにより、お客様のご要望を実現いたします。
まずは、当社0120-706-705にお気軽にご相談ください。
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