新築のアンテナ工事と一緒に

・東京都西東京市にお住まいのG様のケース

G様はご相談時、インターネット(下り最大1Gbps)をドコモ光マンションタイプ タイプAで契約されており、月額料金は4,400円でした。当社には光回線2Gbps5,200円の申し込みと、現在建築中の新築戸建て住宅へのアンテナ設置工事をご依頼いただきました。

G様のご要望として、実質無料での出来るだけ見栄えのいいアンテナの設置、ネットが使用出来ない期間を短くしたい(出来れば全くなくしたい)、また利用中のドコモ光マンションタイプの解約金を補填出来ないか、とのご相談がありました。

今回も若干裏技的な方法で対応していますので、その点はご了承ください。

まずアンテナですが、今回は地方局視聴のご希望があったわけではありませんが、お隣との距離が近くデザインアンテナの設置が出来なかったこと、補填出来る金額の上限値に若干余裕があったこともあり、ユニコーンアンテナ＋BS/4KBS/CSのセット47,300円で対応させていただきました。

見栄えを考えると地デジのみなら屋根裏にアンテナを設置するパターンもあり得ましたが、BS視聴のご希望があったため、例外的にユニコーンアンテナでの対応となっています。

次にネット回線ですが、これはいつもの光回線2Gbps5,200円で対応いたしました。

10Gbpsプランは提供エリア外の地域でしたが、将来的にエリアになった際、2Gbps回線を13ヵ月以上利用していれば、ご負担なしで切り替えが出来ることをお伝えし、ご了承いただきました。

そしてネットが使用できない期間と解約金の問題ですが、これは現在のドコモ光を新築戸建てに一緒に引っ越しさせることで、同時に対応を図りました。

実は当社提携プロバイダーの提供する光回線は、回線開通までに宅内工事と屋外工事を別日程で行う必要があり、スピーディーな回線開通は若干苦手なのです。

もちろん回線開通までの間、モバイルルーターのレンタルサービスがありますが、速度は光回線には及びません。

更に光回線を新規で申し込む場合、新築戸建では特に発生しやすい問題として、電線から自宅まで光回線を引き込むルートの確定に時間がかかる、というものがあります。

そこで今回のG様のケースの対応として、ドコモ光をマンションタイプの状態で解約せず、引っ越し手続きを行い戸建てタイプに変更しています。

光回線の引っ越しを行うと、ドコモ光の場合、移転事務手数2,200円、工事費が11,000円発生します。

もしNTT東と西のエリアを跨ぐ場合、この工事費が22,000円発生しますのでお気を付けください。

そしてこの工事費を必ず分割払いにします。

注意点として契約期間は引継ぎ、料金プランのみ変更になるので、2022年7月1日以降契約の場合の解約金は、戸建てタイプで5,500円ですが、それ以前に契約をしている場合の解約金は14,300円です。

マンションタイプ時に解約した場合は、2022年6月30日以前の契約でも8,800円のため、今回の対応はキャンペーンが絡まなければオススメしません。

G様の場合、引っ越しした当月に解約した場合、解約金14,300円、工事費残債11,000円の合計金額25,300の費用が発生します。

これに先ほどのアンテナ設置費47,300円を足すと72,600円となり、プロバイダーが補填可能な金額70,000円を少しオーバーしますが、追加の5,000円キャッシュバックがあるため、はみ出した2,600円と先ほどの移転事務手数料先2,200円を合わせても、実質無料で対応出来ています。

また当社提携プロバイダーの提供する光回線は、当社で受付の場合初月が無料となっているので、ドコモ光と料金が重複せず、配線ルートもドコモ光とは異なるため、工事が利用中のドコモ光回線に影響を与えることはありません。

因みに普通にドコモ光の引っ越しをしただけの場合、月額料金は1Gbpsで5,720円、引っ越し工事費とアンテナ設置費が実費で発生するため、全然お得ではありません。

今回のG様のケースでは、ドコモ光は建物の引き渡し日からG様が実際に引っ越しされる日の期間内に開通し、それから遅れること2週間程で当社提携プロバイダーの提供する光回線が開通しました。

下記に当社提携プロバイダーの提供する光回線の、一般的な配線図を記載しておきますので、ご参照ください。